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『Asian Beauty』
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2006年 09月 28日
ここフンザのカリマバードは小さな町なので一日でもう全部見てまわれる。
子供が可愛くて可愛くて仕方ないが、会うたびに 「ワン・ピクチャー」 「ワン’ペン」 とか言われるもんだから、なんと観光客ズレしてるんだ!! と思ったりする。 それでも人はパキスタンのパンジャビーと言われる平地の人と 全く異なって、本当に優しい、親切、礼儀を知っていると思う。 女性の写真はやはり難しいが、それでも彼女たちは顔をかくしていない。 昨日知り合った中国の女の子と韓国人の男の子、日本人の男の人とで ウルタル壁といわれる7千m級の山のベースキャンプ(B.C)に向かおうと 言うことになった。 ウルタルという所で、世界的に超有名な登山家だった「長谷川恒男」 という人が雪崩に巻き込まれ亡くなった。 余談だが、彼の奥さんが作った「長谷川メモリアル・バブリック・スクール」 という学校が今、このカリマバードにあって400人もの生徒が学んでいるという。 心配していた天気だが、晴天で、朝陽に照らされ黄金色に染まった山が美しすぎて 同じ写真を何枚も撮ってしまう。 ウルタルに向かう入り口まではおじいさん、おばあさんが案内してくれたが そこから谷に向かい川を越え、どこが入り口かと探していたが 川の水が多くて渡れない。 道がない!と大騒ぎになり、結局断念。 と、ちょうどカゴを背負った女達が山の分岐点に登ってきたので 「ウルタルはいけないから違う所、イーグルネストっていう所に行きたいんだけど・・・」 というと途中まで連れてってくれる。 そこから牧場が山の斜面に広がっていて、そこをひたすら登る。 観光地なのに、案内図なんてないから獣道を頼りに歩いてると下から声が。 私が昨日、一昨日草を背負った男に会って、何度も挨拶した人が 下のほうにいた。 そしてかなりきつい獣道を「わかりにくいから」といって案内してくれ 結局、イーグルネストと呼ばれる山の頂上まで連れてってくれた。 私だったら、こんなに辛い思いをして人をヒーコラ案内できるだろうか・・・ 感動してしまった。 なんと素晴らしい人々が暮らしてるんだ・・・ 90歳以上のおじいさんが向こうから来たと思えば、 英語で挨拶してきて片手を胸に当て、握手をしてくる。 ははーっという風にlこちらもかしこまってしまう。 ゲストハウスで昨日の夕方ぼーっとしてたら、 窓の外に子供がウロウロしててなんだが見てくるので外に出ると 普通の家の子がお母さんの作った刺繍入りのバックやポーチを持ってて 何してるのかわかんないから「買えるの??」と聞くと「うん」という答えが。 もう一人付いて来てた15歳の少年は恥ずかしいのか隠れてる。 なんか可愛くて値切るのも忘れ、向こうの言うままの値段で バッグをいくつか買ってしまった。 その子達に今日会ったので、家どこなのー? って聞いてついてったら歯医者さんの家の子で、 子供が5人もいて、おばさんがこれまた素晴らしい人だった、 そんでもって沢山リンゴをくれ、私のカメラバッグを作ってくれるという。 なんかそこまで親切にしてもらっていいのかしら・・・ 私も日本に帰ったら「もてなしの心」を持って見習おうと、反省するばかりでした。 今、空を見ると信じられないくらいの星の数、パキスタンの国旗の月のような 三日月が山々の上に煌々と光っている。 ここには長期滞在者ばっかりいるが、なんでここを離れられないのかが よくわかった。 明日はミナピンという村に写真を撮りに行ってきます。
by anohinosora
| 2006-09-28 01:50
| 旅(海外編)
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