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『Asian Beauty』
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2005年 03月 09日
① 幼い頃よく泣く子どもだった私は、
母と兄の前でまたワーンとドデカイ声で泣いていた。 ふいに誰かが私の肩をトントンと強く叩いたのだ。誰だ、と思って振り向くと 誰もいなかったので前にいた2人に聞いたが、もちろん彼らではなかった。 だって距離が結構あったもの。 こういう悪い子には誰か、ご先祖様が注意するのだろう、と泣くのを止めたが、 その日は怖くて眠れなかった。 ② ワンダーフォーゲル部に所属していた時、 冬に中伊豆に合宿の予行練習に行った。 暖かいだろうと伊豆を選んだらしいが、その日は雪。 雪がしんしんと降る中、私たちはあるトンネルの前でキャンプして 一夜を過ごすことになった。 明け方みんなが寝静まっている頃、普段は絶対目が覚めないのに、 この日ばかりは何故か起きてしまった。 誰かが外を歩き回っている音を聞いたからだ。 誰かトイレに行ったのだろうと思っていたが、長い間、 私たちのテントのまわりをうろうろしていたので私は不思議に思った。 もちろん私は寝ぼけていたから記憶は虚ろだが、 朝、メンバーに聞いたら誰も歩き回っていない、とのこと。 しかも私の他にも男の子が「誰かが外を歩きまわってた」と言うのだった。 後で調べたら、そこは " 出る "と噂の旧天城トンネルだった ・・・ゴーン・・・・ しかも黒澤明監督の「夢」という作品に出てくるトンネルの話 (戦争の生き残りの主人公がこのトンネルを通っていると後ろから足音が聞こえ、 トンネルを出ると、青い顔の亡霊兵士隊が行進してくる不気味な、でも悲しい話) はここで撮影されたらしい。 また、満州国のあった時代、皇帝溥儀の日本人妻、ヒロ様の長女が男と一緒に この天城峠に来た後、二人が心中した跡が見つかった。 この話は自殺だと言われているが、その長女が自殺する理由が見つからない らしく、もしかしたら男に殺されたのではないかと言われている。 その日も雪が降っていたので、皆テントの中にいたが、 いきなり誰かテントを勝手に開けてくる。 ギョッとしたが、そこに顔を出したのはどっかのおばちゃん。 そして「あんたら靴に雪入ってるよ。」と・・・・。 私らがテントを開けると、私らがテントを張った場所は駐車場だったらしく、 大きな観光バスがデーンと!! そしてそこから降りてくるおばちゃんの団体・・・・。 その後、私たちの領域はしばらくおばさんたちの熱気ムードに侵されたのであった。 ③ 家にはよく神がかった人が来る。 その中の一人でマッサージをする母の知り合いがいるのだが、 家でその人がある人をマッサージしている時、「あっ!出た!」と言った。 母が驚いて聞いたところ、具合の悪い人には何かがとり憑いていることが多く、 「なんかドンと出た」と言うらしい。母が「怖いから置いていかないで~」と言ったが、 その日は家では何も出なかったし、起こりもしなかった。 しかし、家ではなく父と兄が働く会社でどうやら出たらしい。 その日の夜、仕事が忙しかった父は遅くまで仕事をしていたらしいが、 そんな父の目の前をすごい勢いで何かが通り過ぎた。 父はサルか泥棒かと思い、護身用の木刀を持ってゆっくり動いた。 たまたまドアを開けた兄がその父の様子を見て驚き、自然とそばにあった ノコギリを持ったらしい。その後2人で探したが、何もいなかった。 父は、「あれは人間の動く早さではなかった。」とボソッと言った。 帰宅した2人は母にそのことを話したところ、実は実家でもこういう事が あったのを知った。 後日、マッサージをする人が来て、「先日、何かこの家に出なかった?」と・・・。 「この家には出なかったけど、他のところに行ったんだ。 霊は瞬間移動が出来るんだね~ ワハハハ!!」と母とその人は笑っていた・・・・。 おばさん強し!!と感じた一瞬だった。 ④ ある日、帰宅をしたところ、岐阜の山奥から帰ってきた父母が TVで虹色にうねうねとしている変な画面を見ていたので、 「そんなもの2人で見ておもしろい?」と聞いたところ、 実は知り合いに連れてってもらった「神話の村」とかなんとかいう 由緒のある場所で、天照大神の踊りが行われているのをビデオ撮影したところ、 踊りが始まる場面でこう画面がうねうねして見られなくなってしまったらしい。 撮影してる最中は何ともなかったのだが、ビデオには写っていなかった。 なにか強いエネルギーが発生した可能性があってこうなったのか、 ビデオカメラも故障はなく、信じられん映像だった・・・。 ⑤父が小さい時、父のお母さん(つまり私のおばあちゃん)が月のない夜、 縁側から父に向かって「修一、来てごらん。狐の嫁入りが見えるよ。」 と言ったらしい。 父はさっそく縁側へ出てみると数百メートル離れた林の中に、 何百もの松明が見えたという。 それは人間ではないのか、と聞くと、その松明の行列は一瞬にして 小さくなったり拡がったりするから人間には無理だろうと言っていた。 その時代はまだ、そういう「神域」というものがあって誰もその自然現象? を追求したりはしなかった。 いつしか開発が進み「神域」と呼ばれる場所が少なくなっていったのだろうと 思う。今の東京じゃあり得ない話だよなぁ。 しかしそういう神域は沖縄のある島には残っているようだ。
by anohinosora
| 2005-03-09 16:02
| 毎日のこと
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